文献

J-GLOBAL ID：201502243390852583   整理番号：15A0451765

フライングキャパシタコンバータ用のコンデンサの選択基準

Selection Criteria of Capacitors for Flying Capacitor Converters

著者 (2件)： OBARA Hidemine (Chiba Univ.) ,  SATO Yukihiko (Chiba Univ.)
資料名： IEEJ Journal of Industry Applications  (IEEJ Journal of Industry Applications)
巻： 4  号： 2  ページ： 105-106 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F1055A  ISSN： 2187-1094  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マルチレベルコンバータはマクチレベル電圧源として多数のコンデンサを使用している。高電力密度コンバータを実現するためにはコンデンサの量を最小化すべきである。本文では,フライングキャパシタコンバータにおけるコンデンサの選択基準を調べる。このタイプのコンバータでは,PWM搬送周波数が高い場合にコンデンサの量が低減するが,高PWM周波数動作中にコンデンサ量が少なくなるとコンデンサでの電力損失によって生じる温度上昇によりコンデンサ量低減には限界が有る。温度上昇を含めた研究に基づいて,静電容量密度が高いコンデンサが動作条件に依存するフライングキャパシタに対して必ずしも最良ではないことを明らかにする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *磁器コンデンサ ,  *電力変換器 ,  *電気抵抗 ,  *エネルギー密度 ,  *選択基準 ,  電気損失 ,  *昇温 ,  *静電容量 ,  減容 ,  温度測定
準シソーラス用語： フライングキャパシタ ,  マルチレベルコンバータ ,  等価直列抵抗 ,  電力密度 ,  電力損失

分類 (2件)： 静電機器  (NB10020R) ,  電力変換器  (NB08030B)

引用文献 (4件)：

• (1) T. A. Meynard and H. Foch: “Multi-level conversion High voltage choppers and voltage-sourse inverters”, Proc. IEEE PESC'92, pp. 397-403 (1992)
• (2) H. Obara, M. Kamaga, T. Ito, and Y. Sato: “An Investigation of Capacitors for Flying Capacitor Converters”, IEEJ Trans. IA, Vol. 131, No. 12, pp. 1393-1400 (2011) (in Japanese)
• (3) Murata Manufacturing Co., Ltd.: Fundamentals and Applications of Ceramic Capacitors (Seramikku Kondensa no Kiso to Ouyou), Ohmsha (2003) (in Japanese)
• (4) S. L. Swartz: “Topics in Electronic Ceramics”, IEEE Trans. Electrical Insulation, Vol. 25, No. 5, pp. 935-987 (1990)

タイトルに関連する用語 (2件)： コンデンサ ,  選択基準