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J-GLOBAL ID：201502243661760671   整理番号：15A0267499

πスタッキング柱状層骨格中での層と鎖磁性系の統合による磁石設計

Magnet Design by Integration of Layer and Chain Magnetic Systems in a π-Stacked Pillared Layer Framework

著者 (2件)： FUKUNAGA Hiroki (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Tohoku Univ., 6-3 Aramaki-Aza-Aoba, Aoba-ku, Sendai 980-8578 (Japan)) ,  MIYASAKA Hitoshi
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 2  ページ： 569-573  発行年： 2015年01月07日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 格子間磁気相互作用の制御は非常に重要な課題となる。低次元磁気骨格に基づく長期距離秩序磁石を設計する場合,本目的では「柱状層骨格(PLF)」モデルは効率的系となりうる。本報では,相転移温度82KのπスタッキングPLFに基づく磁石を合理的に構築したが,圧力12.5kbarの印加によって転移温度を107Kまで上昇できた。二種の低次元磁気骨格系,電子ドナー/アクセプタ磁気層と電荷移動[FeCp*₂]⁺TCNQ^.-円柱磁石([FeCp*₂]⁺=デカメチルフェロセニウム;TCNQ=7,7,8,8-テトラシアノ-p-キノジメタン)を統合し,磁石を作製した。層と鎖の複合を利用した本合成戦略は磁石設計だけでなく,細孔と異方性骨格を有する多機能材料の創製造でも非常に有用である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 電荷移動 ,  *磁気的性質 ,  分子間相互作用 ,  *鉄錯体 ,  *ルテニウム錯体 ,  有機鉄化合物 ,  超分子 ,  磁石 ,  磁化率 ,  磁性 ,  温度依存性 ,  磁気転移 ,  転移温度 ,  脂環式化合物 ,  ニトリル ,  ジエン ,  キノイド化合物
準シソーラス用語： 配位重合体 ,  スタッキング相互作用 ,  ドナー・アクセプター系

分類 (3件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  有機化合物の磁性  (BM06070A)

物質索引 (3件)： TCNQ ,  ペンタメチルシクロペンタジエン ,  2,3,5,6-テトラフルオロベンゾアート

タイトルに関連する用語 (7件)： πスタッキング ,  骨格 ,  層 ,  磁性 ,  統合 ,  磁石 ,  設計