文献
J-GLOBAL ID:201502243736078316   整理番号:15A0681175

前立腺特異抗原の高感度検出に関する銀ナノプリズムエッチングに基づくプラズモンELISA

Silver nanoprism etching-based plasmonic ELISA for the high sensitive detection of prostate-specific antigen
著者 (9件):
資料名:
巻: 69  ページ: 128-134  発行年: 2015年07月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
癌バイオマーカーの検出に関する三角銀ナノプリズム(AgNPR)エッチングに基づくプラズモンバイオセンサを開発した。この三角AgNPRに基づくプラズモンバイオセンサは,三角AgNPRの酵素仲介表面プラズモン共鳴(SPR)とELISAを組合せた装置から構成された。三角AgNPRは前立腺特異抗原(PSA)の免疫反応を使用し,グルコースオキシダーゼ(GOx)触媒によるグルコースの酸化を誘導し,過酸化水素を産生した。過酸化水素は三角AgNPRを小球形銀ナノ粒子にエッチングする酸化剤として役割を果たし,それによりSPRピークの青色シフト及び肉眼により観察される青色から紫色への変化を随伴した。SPRピークシフトは顕著な色相変化によりPSAの定量をもたらした。三角AgNPRに基づくプラズモンELISA法は4.1fg/mLの検出限界(LOD)を伴って10fg/mL~100pg/mLの対数PSA濃度への準線形応答を示した。この方法でのPSAのLODは従来型のHRPに基づくELISA法のそれ(1.25ng/mL)よりも5オーダー以上優れていた。16人の患者血清試料を三角AgNPRに基づくプラズモンELISAを用いてアッセイした。三角AgNPRに基づく免疫アッセイと時間分解蛍光免疫アッセイの結果は優れた相関を示し,PSAの定量値は顕著に相違しなかった。したがって,三角AgNPRに基づくプラズモンELISA法は臨床診断における有用な方法であることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  抗原・抗体・補体一般  ,  泌尿生殖器の腫よう 

前のページに戻る