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J-GLOBAL ID：201502243851078869   整理番号：15A0708576

ナノ流体を満たした多孔質正方形密閉構造体内における二重拡散自然対流

Double-diffusive natural convective in a porous square enclosure filled with nanofluid

著者 (3件)： DASTMALCHI M. (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Kashan, Kashan 87317-51167, IRN) ,  SHEIKHZADEH G.A. (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Kashan, Kashan 87317-51167, IRN) ,  ABBASIAN Arani A.A. (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Kashan, Kashan 87317-51167, IRN)
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 95  ページ： 88-98  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論では,Al2O3-水ナノ流体の二重拡散自然対流が多孔質正方形キャビティ内の流れ場および熱伝達に及ぼす影響について検討した。本検討では,Brown運動や熱泳動の影響を組込んだ均一および二成分不均一Buongiornoモデルを用い,一方で多孔質媒体についてはDarcyモデルを用いた。差分法およびコントロールボリューム法を用いて支配方程式を離散化した。ナノ流体の性質は温度およびナノ粒子の体積分率の関数で表せると仮定した。Rayleigh数を一定とすることはできないので,高温壁と低温壁間の温度差(1~20°C),ナノ粒子のバルク体積分率(0~0.04),および空隙率(0.1~0.5)などの様々な物理的条件についてシミュレーションを行った。両モデルによるシミュレーションの結果,ナノ粒子のバルク体積分率を増すことにより熱伝達は減少するが,不均一モデルにより均一モデルに比べ大幅な低減が予測されることが示唆された。また,不均一モデルにより空隙率を増大させると熱伝達が減少することも予測された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *流体 ,  *ナノ粒子 ,  *多孔質体 ,  *空洞 ,  *対流 ,  *自然対流 ,  *対流熱伝達 ,  流れ場 ,  *流れ特性 ,  Brown運動 ,  熱泳動 ,  差分法 ,  有限体積法 ,  方程式 ,  数学的変換 ,  体積率 ,  Rayleigh数 ,  空隙率 ,  *計算機シミュレーション ,  *シミュレーションモデル ,  熱伝達 ,  *数値解析 ,  対流拡散 ,  流体流
準シソーラス用語： キャビティ流 ,  コントロールボリューム法 ,  ナノ流体 ,  *二重拡散対流 ,  支配方程式 ,  正方形キャビティ ,  多孔質媒体 ,  体積分率 ,  離散化

分類 (2件)： 対流・放射熱伝達  (PA02030K) ,  不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ流体 ,  多孔質 ,  正方形 ,  密閉構造 ,  二重拡散 ,  自然対流