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J-GLOBAL ID:201502243890881113   整理番号:15A0173970

超短パルスレーザのバイオ応用 生体マーカ測定マイクロチップへのフェムト秒レーザ表面加工の適用

著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 157-162  発行年: 2014年10月 
JST資料番号: L3905A  ISSN: 1881-6797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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生体計測の分野においては,レーザは当初,光の散乱・吸収や試薬励起用光源として限定的に使われる程度であったが,装置の性能向上に伴って,必要なサンプルの量が少なくなり,検出のための容器が試験管からプレート上の穴,そして検査チップへと小型化されていく中で検査チップ向けの加工ツールとしての可能性も検討されるようになってきた。本稿では,著者らが開発を進めているマルチマーカ検出マイクロチップの特徴と表面処理に関する課題,そしてその解決手段としての超短パルスレーザー表面加工の可能性について述べる。流路中に一次抗体を固定化したマイクロチップを用いてサンドイッチELISA(Sandwiches Enzyme-linked Im-munoSorbent Assay)を行うことにより,極微量のサンプルと試薬でのマーカ検出が可能となった。このチップの一次抗体固定化用表面処理としてフェムト秒レーザによる表面加工を適用した結果,一般的なたんぱく質固定化処理面で問題となる着滴位置の不安定性が解消し,かつ抗原検出において同等以上の感度が得られた。今後はここで示した以外のマーカ物質の検出を試みると同時に,微視的構造変化の観察等,フェムト秒レーザ加工面における抗体固定化メカニズムの解明を行っていく必要がある。
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引用文献 (13件):
  • http://carepro.co.jp/
  • http://www.healthy-lc.co.jp/
  • 2014年版ホームパーソナルヘルスケア計測機器・PHRサービス市場総覧,シードプランニング,(2014),111-115.
  • 医政発0409第4号検体測定室に対するガイドライン
  • 成松 久:糖鎖研究のための基盤ツール開発およびその応用と実用化,シンセシオロジー,5(3),(2012),190-203.
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