文献

J-GLOBAL ID：201502243901652006   整理番号：15A0755690

リチウムイオン電池用柔軟性紙電極としての自立チタン酸リチウム/カーボンナノチューブ/セルロースナノファイバハイブリッドネットワークフィルムの統合高速組立

Integrated Fast Assembly of Free-Standing Lithium Titanate/Carbon Nanotube/Cellulose Nanofiber Hybrid Network Film as Flexible Paper-Electrode for Lithium-Ion Batteries

著者 (8件)： CAO Shaomei (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  FENG Xin (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  SONG Yuanyuan (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  XUE Xin (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  LIU Hongjiang (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  MIAO Miao (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  FANG Jianhui (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  SHI Liyi (Shanghai Univ., Shanghai, CHN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 7  号： 20  ページ： 10695-10701  発行年： 2015年05月27日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 携帯用機器の電源としてリチウムイオン電池は非常に有用なものであるが,さらなる改善要素として電極の製造で用いられるフッ素系バインダ(高価で溶剤として有害な物質を使用)の代替と軽量化の阻害要因である金属電極の代替が挙げられる。本研究においては,これらの課題に取り組み,自立チタン酸リチウム(LTO)/カーボンナノチューブ(CNT)/セルロースナノファイバ(CNF)ハイブリッドネットワークフィルムの製造実験を行なった。製造は2段工程で,まず,異なるLTO量のLTO/CNT/CNFスラリーを分散安定剤と可塑剤共に混合することで調製し,ニュークリポアPC膜でろ過することで層を形成し,次いで,CNT/CNF混合液をさらにその底部にろ過させることで2層構造を形成させた。PC膜から剥離することで自立膜を得た。この自立膜について,SEM観察,XRD解析および電気伝導率測定を行なった。さらに,電気化学的性能試験も実施した。この実験から,有害な物質を用いること無く柔軟性紙電極を製造することが可能であることを示すと共に,この紙電極は高い充放電容量,速度能力および安定性を有することを明らかにした。

シソーラス用語： リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  *柔軟性 ,  リチウム化合物 ,  *チタン酸塩 ,  カーボンナノチューブ ,  セルロース ,  ナノファイバ ,  *材料 ,  グリーンケミストリー ,  *膜 ,  電池容量 ,  電気特性
準シソーラス用語： *ハイブリッド材料 ,  *自立膜 ,  充放電特性

分類 (2件)： その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (7件)： リチウムイオン電池 ,  自立 ,  チタン酸リチウム ,  カーボンナノチューブ ,  セルロース ,  統合 ,  組立