抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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N
∧Nドメインが2,2′:6′,2′′-テルピリジン(tpy)配位子の[Cu(N
∧[Cu(N
∧N)(POP)]
+錯体(POP=ビス(2-ジフェニルホスフィノ)フェニル)エーテル)の最初の例を調製し,キャラクタライズした,ここにN
∧N=tpy,5,5′′-ジメチル-2,2′:6′,2′′-テルピリジン(1),4′-(4-トリル)-2,2′:6′,2′′-テルピリジン(2),4′-(4-
nプロポキシフェニル)-2,2′:6′,2′′-テルピリジン(3)及び4′-(4-
nブトキシフェニル)-2,2′:6′,2′′-テルピリジン(4)である。溶液中において各々の[Cu(N
∧[Cu(N
∧N)(POP)][PF
6]錯体中のtpyドメインはC
2-対称で,三座配位或は二座配位を含む低エネルギー動的過程と一貫していた。即ち,[Cu(2)(POP)][PF
6]及び[Cu(4)(POP)][PF
6]に対して
1H NMRスペクトルは295及び210Kの間で無視できる変化を示した。[Cu(tpy)(POP)][PF
6]及び[Cu(4)(POP)][PF
6]の単結晶構造を提出した。[Cu(tpy)(POP)][PF
6]の非対称ユニットは2つの独立なカチオンを含み,1つはtpy配位子が三座で,もう一方はCu原子に面した非配位ピリジン環との二座(Cu...N=3.146(1)Å)である。これと対照に,[Cu(4)(POP)][PF
6]の固体状態構造はCu原子と離れて面したN原子と共に配向した非配位ピリジン環との二座tpyドメインを含んだ[Cu(4)(POP)]
+カチオンの特徴となり,この配座はカチオン間N...HC非古典的水素結合と関連しているかも知れない。N
∧N=tpy或は1-4の[Cu(N
∧[Cu(N
∧N)(POP)][PF
6]の光物理的特性を記述した。室温における固体状態において,不十分に発光的であった。溶液中において,発光挙動は配位子の解離と一貫していた。これは古い試料の溶液中においてPOP及び[Cu(POP)
2]
+を示した
1H及び
31P NMR分光データにより支持された。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST