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J-GLOBAL ID:201502244109345640   整理番号:15A0286990

in vitroおよびin vivo二重モードイメージング,セラノスティクス,および標的追跡のための多機能メソ多孔性シリカナノ粒子の調製と同定

Preparation and identification of multifunctional mesoporous silica nanoparticles for in vitro and in vivo dual-mode imaging, theranostics, and targeted tracking
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  ページ: 149-158  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メソ多孔性シリカナノ粒子(MSN)は多くの機能性を有する新世代ナノキャリアの構造的基盤を提供する。多機能性MSNは癌のような疾患の可視化と治療を同時に行えるオールインワン診断および治療ツールとして有効である。本研究は,新規セラノスティクスドラッグデリバリーシステムに向けて単一MSN系ナノプラットフォームへの制御的薬物放出と標的追跡を組込むための,二種のランタニド系イメージングシステム統合の初報告である。ランタニドイオン,すなわちユーロピウム(Eu)およびガドリニウム(Gd)イオンのMSN構造へのドーピング(EuGd-MSN)はナノ構造へ蛍光および磁性を付与し,磁気共鳴イメージング(MRI)および生物学的蛍光ツールを開発するために用いることができる。最近の癌研究はほとんどのヒト癌細胞がその表面に多数の葉酸受容体を発現することを明らかにした。葉酸(FA)をEuGd-MSN表面上へグラフトすること(EuGd-FA-MSN)によって,MSNにターゲティング機能を付与し,細胞表面受容体への特異的FA結合を可能とする。さらに,ジスルフィド結合形成により,カンプトテシン(CPT)のような抗癌剤をこれらのMSNの表面上へグラフトすること(EuGd-SS-CPT-FA-MSN)により,薬物放出の細胞内制御が可能になる。高濃度の細胞内グルタチオンはジスルフィド結合を切断して薬剤を放出し,疾患を治療する。in vitroおよびin vivo研究結果は,多機能診断薬デリバリーシステムにおける二ルイメージング,ターゲティング,および治療を統合するためのプラットフォームとしての機能性MSNの有効利用の可能性を示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  腫ようの実験的治療 

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