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J-GLOBAL ID：201502244125599414   整理番号：15A0268203

溶剤を多量に含むタンパク質結晶の結晶相を直接決定する方法

Direct phasing of protein crystals with high solvent content

著者 (2件)： HE Hongxing (Dep. of Physics and Texas Center for Superconductivity, Univ. of Houston, Houston, Texas 77204, USA) ,  SU Wu-Pei
資料名： Acta Crystallographica. Section A. Foundations of Crystallography  (Acta Crystallographica. Section A. Foundations of Crystallography)
巻： 71  号： 1  ページ： 92-98  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： A0315B  ISSN： 0108-7673  CODEN： ACACEQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンパク質結晶における結晶相の問題を解決するための反復変換法を提案する。各反復段階において,推定されるタンパク質マスクを定義するために,加重平均電子密度マップを作成した。その後,ハイブリッド型入出力アルゴリズム[Fienup(1982)Appl.Opt.21,2758~2769]によって,溶媒の平坦化を試みた。ランダムな初期結晶相から出発して,数千回の反復後には,マスクは正しい形状に結晶化し,結晶相は溶媒を大量に含む幾つかのタンパク質結晶に収束することが分かった。また,結晶に関する高解像度データの平均誤差は30~40^°であった。非結晶学的対称性を使用すると,この方法は,潜在的に50%以下の溶剤分を含むタンパク質結晶相に拡張できることが分かった。新しい結晶相アルゴリズムは,伝統的な精製法を手助けし,強化することができる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *結晶構造解析 ,  平均値 ,  *空間分布 ,  *溶媒 ,  *電子密度 ,  誤差
準シソーラス用語： 反復変換法 ,  加重平均 ,  電子密度マップ

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶剤 ,  タンパク質結晶 ,  結晶相