文献

J-GLOBAL ID：201502244128218853   整理番号：15A0485064

金属混合物モデリング評価プロジェクト:1.背景

Metal Mixtures Modeling Evaluation project: 1. Background

著者 (3件)： MEYER Joseph S. (Dep. of Chemistry and Geochemistry, Colorado School of Mines, Golden, Colorado, USA; ARCADIS US, Lakewood, Colorado, USA) ,  FARLEY Kevin J. ,  GARMAN Emily R.
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 34  号： 4  ページ： 726-740  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属混合物による50年以上の水生毒性試験にもかかわらず,金属が混合物中で如何に相互作用するか理解し,現状よりより正確にその毒性を予測する必要性が依然とし残されている。本研究では,水の中の金属混合物のバイオアベイラビリティと金属-金属相互作用を焦点に,化学品混合物に対する用語,規制枠組み,定量的および定性的な概念,実験的アプローチ,可視化,データ解析法を理解する背景を示した。さらに,非加成的な毒性に対する評価へのモンテカルロ-タイプランダム化統計学手法を示し,二元金属毒性データセットの事例で,統計学的に顕著な非加成的毒性の推論にかかわる課題を示した。本特集号の金属混合物モデリング評価プロジェクトとワークショップ関連の論文に示された,金属混合物に関連する毒性結果,データ解析,バイオアベイラビリティモデルについて,背景を説明した。加成的,非加成的な毒性などの定性的用語が,一般的概念を伝えるために役立つ場合もあるが,その限られた見地を超えて拡張することができないことは,金属混合毒性を理解し,予測する上で,進歩を妨げる可能性がある。特定の金属混合物が加成的であるか非加成的な毒性を生じるか否かに焦点をあてるよりも,金属混合物毒性を正確に予測するモデルを開発する方向に,努力を払うべきである。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金属 ,  *混合物 ,  毒性試験 ,  *毒性 ,  評価 ,  水質汚濁 ,  バイオアベイラビリティ ,  相互作用 ,  モンテカルロ法 ,  加成性 ,  ランダム化比較試験
準シソーラス用語： モデル評価 ,  金属汚染 ,  金属間相互作用 ,  *金属毒性 ,  水生毒性 ,  *複合毒性

分類 (3件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  外生物質の生物影響一般  (EE05010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 混合物 ,  モデリング ,  評価 ,  プロジェクト ,  背景