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J-GLOBAL ID:201502244570304319   整理番号:15A0565533

魚製品におけるMorganella morganii及びMorganella psychrotoleransの定量のための選択的プレ強化段階を伴うリアルタイムPCR法の開発

Development of a real-time PCR method coupled with a selective pre-enrichment step for quantification of Morganella morganii and Morganella psychrotolerans in fish products
著者 (12件):
資料名:
巻: 203  ページ: 55-62  発行年: 2015年06月16日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒスタミン魚中毒はよく起こり,遊離アミノ酸ヒスチジン含有量の高いフィンフィッシュ製品中でしばしばグラム陰性菌により産生されるヒスタミンの毒性濃度によるものである。Morganella属は前回ヒスタミン魚中毒の発生を報告した2種を含む。Morganella morganii及びMorganella psychrotoleransは共に強力なヒスタミン製造菌である。しかしながらこれらの細菌による魚類汚染の発生及び重要な段階に関してはほとんど分かっていない。Morganellaの汚染経路を解明するために,M.morganii及びM.psychrotoleransの定量のための特異的リアルタイム定量PCR(RTi qPCR)法を開発した。選択的プライマーは,M.psychrotolerans用にはvasD遺伝子の110bp領域及びM.morganii用にはgalactokinase遺伝子の171bp領域で増幅した。23のほかのヒスタミン製造細菌及びヒスタミンを製造しないまたは限定してヒスタミンを製造する26の分離菌からの精製したDNAを用いて示唆したようにこれらのプライマーセットは高い特異性を示した。人工的に汚染した魚試料でのqPCR反応の効率はそれぞれ100.8%及び96.3%であった。強化なしでの定量限界(LOQ)は4logCFU/gであった。選択した培地を用いた量的強化段階を含めると,シーフードにおける50CFU/gを下回るLOQまで方法の感度を改善した。自然に汚染した新鮮な魚及びデンマークの軽く保存したシーフードにおけるMorganella属の一覧表で強化したまたは強化なしのRTi qPCR法を評価した。これらの新規方法は魚製品におけるMorganella属による発生とヒスタミン産生の理解を深め,ヒスタミン魚中毒の受容できない高い頻度を減少するために重要な情報に貢献することになる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物性水産食品  ,  食品衛生一般 

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