文献
J-GLOBAL ID:201502244609522912   整理番号:15A0440207

正常温の心肺バイパス時の動的脳血流自動調節能と二酸化炭素反応性の評価

Assessment of dynamic cerebral autoregulation and cerebral carbon dioxide reactivity during normothermic cardiopulmonary bypass
著者 (9件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 195-203  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0046B  ISSN: 0140-0118  CODEN: MBECDY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
心臓手術後の神経系合併症の増加するリスクにも拘わらず,心肺バイパス時(CPB)の脳血液動態のモニタリングは,まだ一般的方法とはなっていない。従って,正常温のCPB時の動的脳血流自動調節能と二酸化炭素反応性(CO<sub>2</sub>R)を評価する技術を提案した。本技術は,選択CPBを実施している37名の成人男子において,侵襲性動脈血圧,中大脳動脈血流速度,絶対脳内酸素飽和度,インライン動脈二酸化炭素レベル及びポンプ流測定の連続記録を使用した。脳血流自動調節能は,2.0から2.4及び2.8L/min/m<sup>2</sup>までの指標付きポンプ流のサイクル6/min変化により誘起された血圧変動に対する応答に基き,伝達関数解析と自動調節能指標により予測した。CO<sub>2</sub>Rは,脳血流流速と脳内酸素飽和度から計算した。脳血流自動調節能とCO<sub>2</sub>Rは,低炭酸血症,炭酸正常状態 ,及び高炭酸症において予測した。CO<sub>2</sub>Rは,CPB中は,保存されたが,高炭酸症に比較して低炭酸血症では著しく低かった(p<0.01)。逆に,ゲイン,位相及び自動調節能指標の様な脳血流自動調節能パラメータは,炭酸正常状態と高炭酸症と比べて低炭酸血症時は,異常に高かった(p<0.01)。CPB時の脳血流自動調節能とCO<sub>2</sub>Rの評価は,ポンプ流のサイクル変動によって,高炭酸症における損なわれた脳血流自動調節能を明らかにした。Copyright 2014 International Federation for Medical and Biological Engineering Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の診断  ,  生体計測 

前のページに戻る