文献
J-GLOBAL ID:201502244756214085   整理番号:15A0342840

膵β細胞の破壊のバイオマーカーとしてのUCHL1の可能性

Potential of UCHL1 as biomarker for destruction of pancreatic beta cells
著者 (14件):
資料名:
巻: 117  ページ: 156-167  発行年: 2015年03月18日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
I型糖尿病における膵島移植や免疫予防試験のサロゲートエンドポインとして,β細胞破壊をリアルタイムで検出するための血漿試験の臨床的必要性がある。本研究は,候補バイオマーカーのボトムアップ選択のための無標識LC-MS/MSプロテオミクスの使用について報告する。ユビキチンカルボキシ-末端ヒドロラーゼ1(UCHL1)は,ラットおよびヒトβ細胞中に豊富に存在する蛋白質として同定され,標準化された毒性モデルにおける更なる検証のために選択された。in vitroにおいて,INS-1細胞およびヒト膵島のH2O2誘発性壊死は,細胞内UCHL1の枯渇と細胞外放出をもたらした。in vivoでは,ストレプトゾトシンは,膵島コアおよび50%の動物において徐々にUCHL1を枯渇し,関連した血漿UCHL1の急上昇がGAD65ピークに先行して検出された。UCHL1は,20分の半減期で消失した。テクネチウム99m標識UCHL1の全身動的平面画像は,肝臓および脾臓中への迅速な取り込み後に,主としてUCHL1の蛋白分解フラグメントが尿中に排泄されることを示唆した。著者らは,LC-MS/MSプロテオミクスは,β細胞障害のための,有望なモル存在量のバイオマーカーを優先付ける有用なツールであると結論する。in vitroでの損傷細胞による一貫したUCHL1の放出にもかかわらず,そのin vivoでの使用は,血漿中からの迅速な排泄によって抑制される可能性がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  基礎診断学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る