文献
J-GLOBAL ID:201502244811681569   整理番号:15A0116002

ナノ銀の存在下でポリアクロニトリル(PAN)複合ナノファイバの特性に及ぼす還元方法と安定剤(PVP)の効果

The effect of reduction methods and stabilizer (PVP) on the properties of polyacrylonitrile (PAN) composite nanofibers in the presence of nanosilver
著者 (9件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1855-1864  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
硝酸銀(AgNO3)を含む複合材料の最終特性に及ぼす種々の還元方法に関する研究は多くある。複合材料へのポリ(N-ビニルポロリドン)(PVP)の使用も複合材料の最終特性に影響を与える。最終複合材特性に対する最適還元方法とPVP負荷を決定することは重要であるにも関わらず,文献から分かるように,異なる還元方法を用いて還元した高分子複合ナノファイバに焦点を絞った研究や異なるPVP負荷量を用いて各々比較を行った研究を見つけることは困難である。そこで本研究では最適還元方法とPVP負荷の最終生成物の構造と特性に及ぼす効果を決定するために,AgNO3を取込んだポリアクリロニトリル(PAN)複合ナノファイバに及ぼす種々の還元方法の効果と様々な量の安定剤(PVP)の比較を詳細に研究した。様々な量のPVPを有するPAN複合ナノファイバを4種の方法,すなわちアークゾル法,ヒドラジン法,アークウェブ法,還流法,により還元し,電気伝導率,機械的試験,熱解析,SEM解析により特徴付けた。ヒドラジン法が他の還元法に比べて高い破断強度,電気伝導率,エンタルピー,最小の直径,低い環化反応温度(Tc)をもたらすことが観察された。PVPの存在は破断強度と環化反応温度の増加,エンタルピーと電気伝導率の減少をもたらした。最高の破断強度は最大PVP負荷を有したヒドラジン還元により得られたが,最大の電気伝導率はPVPの無いヒドラジン還元で得られた。PVP有りまたは無しのAgNO3の取込みの直接の結果として,絶縁体の純粋PAN(10-12S/cm)が半導体材料(10-7S/cm)になり,帯電防止材料として使用可能である。Copyright 2014 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アクリル樹脂  ,  物理的性質一般 

前のページに戻る