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J-GLOBAL ID：201502244881817271   整理番号：15A0708293

都市汚泥由来バイオチャーに及ぼす三価クロムと六価クロムの吸着挙動の比較

Adsorption behavior comparison of trivalent and hexavalent chromium on biochar derived from municipal sludge

著者 (5件)： CHEN Tan (School of Environment, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  ZHOU Zeyu (School of Environment, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  XU Sai (School of Environment, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  WANG Hongtao (School of Environment, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  LU Wenjing (School of Environment, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 190  ページ： 388-394  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,統計的平衡実験を行い,都市汚泥由来バイオチャーに及ぼす三価と六価クロム間の吸着性能の差異を調べた。Cr(VI)の除去性能は初期クロム濃度が50~200mg/Lでは7mg/g以下であり,Cr(III)は20mg/g以上であった。これから三価クロムは六価クロムより安定しやすいといえた。吸着平衡前後でバイオチャー表面官能基の変化はなく,クロム吸着での有機物の寄与は小さかった。バイオチャーによる重金属吸着機構の主な点は,(1)バイオチャーバッファ能力がおこすpH増加による表面堆積,および(2)溶液中のCd²⁺とバイオチャーマトリックス中のCa²⁺やMg²⁺などとのカチオン交換がある。六価クロムから三価クロムへの還元はクロムの除去効率改善に必須である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： チャー ,  *吸着 ,  スラッジ ,  クロム ,  *六価クロム ,  還元 ,  基 ,  カドミウム ,  *重金属 ,  特性 ,  廃水処理 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  マグネシウム化合物 ,  汚泥
準シソーラス用語： カルシウムイオン ,  *バイオチャー ,  マグネシウムイオン ,  官能基 ,  *吸着特性 ,  三価クロム ,  都市汚泥 ,  *六価クロム還元

分類 (3件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 都市汚泥 ,  バイオチャー ,  三価クロム ,  六価クロム ,  吸着 ,  挙動