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J-GLOBAL ID：201502244909053159   整理番号：15A0721831

微分方程式を用いた神経情報処理への数理的アプローチ

Mathematical approach for neural information processing using differential equation

著者 (3件)： 舟崎寛人 (玉川大 工) ,  佐々木寛 (玉川大 工) ,  相原威 (玉川大 工)
資料名： 玉川大学工学部紀要  (Memoirs of the College of Engineering, Tamagawa University)
号： 50  ページ： 25-31  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： S0586A  ISSN： 0371-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人間の脳の記憶形成には,海馬が必要不可欠であり,海馬への情報入力部となる部位を歯状回(dentate gyrus)と言う。歯状回の主な興奮性神経細胞は,顆粒細胞(Granule Cells:GC)である。GCには,樹状突起内側部(MD:Medical Dendrite)に空間情報が入力され,樹状突起外側部(LD:Lateral Dendrite)に非空間情報が入力されている。非空間情報は,嗅内野二層の外側から外側貫通枝(LPP:Lateral Perforant Path)を通じてLDへ入力され,空間情報は,嗅内野二層の内側から内側貫通枝(MPP:Medial Perforant Path)を通じて,MDへ入力される。このような脳神経内情報伝達メカニズムを,微分方程式を用いた神経情報処理の数理的アプローチ処理として取り扱った経過を紹介した。

シソーラス用語： *常微分方程式 ,  *情報処理 ,  神経生理 ,  解析 ,  海馬 ,  歯状回 ,  *ニューロン ,  顆粒細胞 ,  情報 ,  脳神経 ,  解法 ,  方式
準シソーラス用語： 興奮性ニューロン ,  空間情報 ,  神経細胞 ,  *神経情報処理 ,  数理解析 ,  *代数的アプローチ

分類 (2件)： 研究開発  (JA01040I) ,  計算理論  (JB02000A)

タイトルに関連する用語 (2件)： 微分方程式 ,  神経情報処理