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J-GLOBAL ID：201502244928101547   整理番号：15A0444320

疎水性チャネルにおける水の親和性の疎水性から親水性への変化

Changing Water Affinity from Hydrophobic to Hydrophilic in Hydrophobic Channels

著者 (4件)： OHBA Tomonori (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  YAMAMOTO Shotaro (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KODAIRA Tetsuya (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  HATA Kenji (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 31  号： 3  ページ： 1058-1063  発行年： 2015年01月27日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブおよびアルミノリン酸塩は一次元の疎水性チャネルをもち,チャネル中で独特な水の挙動が観察される。303Kにおける水蒸気の吸着実験およびグランドカノニカルモンテカルロシミュレーション(GCMC)を用い,一次元の疎水性チャネルにおける水の親和性のチャネル幅による変化を評価した。3nmより幅が広いチャネルでは水蒸気の吸着および脱着の双方の過程で疎水性挙動が観察される。一方,チャネル幅が1nmより狭くなると水蒸気は吸着および脱着のいずれの過程においても親水性を示す。中間サイズのチャネルでは,吸着の際の疎水性過程が脱着の際には親水性過程に変化する。2-3nm幅のチャネルにおける吸着および脱着過程に対する水の親和性の変化は,弱い水-チャネル間の相互作用と強い水分子間の凝集相互作用エネルギーの兼ね合いによって生ずるものである。

シソーラス用語： *チャネル ,  *一次元 ,  カーボンナノチューブ ,  アルミノリン酸塩 ,  *水蒸気 ,  *吸着 ,  *脱着 ,  疎水性 ,  親水性 ,  統計集団 ,  シミュレーション ,  凝集エネルギー ,  モンテカルロシミュレーション ,  カノニカル集合
準シソーラス用語： カノニカル集団 ,  チャネル幅

分類 (2件)： 固-気界面一般  (CB12041H) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 疎水性 ,  チャネル ,  水 ,  親和性 ,  親水性