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J-GLOBAL ID:201502245076230074   整理番号:15A0337635

NADPHオキシダーゼ阻害剤アポシニンの薬物動態,生物学的利用能,代謝,及び血漿タンパク質結合の評価

Pharmacokinetic, bioavailability, metabolism and plasma protein binding evaluation of NADPH-oxidase inhibitor apocynin using LC-MS/MS
著者 (15件):
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巻: 985  ページ: 180-188  発行年: 2015年03月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アポシニンは,スーパーオキシド産生NADPHオキシダーゼ酵素を阻害することにより強力な抗炎症活性を示すPicrorhiza kurroaの主要な活性成分である。アポシニンの詳細な薬物動態プロファイルを明らかにするために,ラットとヒトの血漿中のアポシニンの高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)法を開発した。本法は,生体マトリックス中のアポシニンの完全な検証のためのLC-MS/MSを利用するはじめての方法である。アポシニンは,ラットへの50mg/kgの経口投与の後,急速に吸収されて5分で血漿中のアポシニンがピークに達した。また,血漿中の濃度は,48時間まで観察された。アポシニンの生物学的利用能は,8.3%であることが分かった。in vitroでの血漿タンパク質との結合は,ラットとヒトの血漿中のそれぞれで83.41~86.07%と71.39~73.34%であることが分かった。アポシニンは,胃内(pH:1.2),腸内(pH:6.8),及びミクロソームを含む生体液(pH:7.4)で安定であることが分かった。また,アポシニンは,これらの研究ですべてで,ジアポシニンに変換するその2量体に変化しなかった。本研究のデータは,アポシニンの薬理学的有効性を裏付けて,可能な抗炎症剤薬剤候補としてのさらなる開発のためのアポシニンについての重要な情報を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生薬の臨床への応用 
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