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J-GLOBAL ID:201502245200733462   整理番号:15A0341863

全ゲノム解析によって膵臓がんの変異の全体像を再検討

Whole genomes redefine the mutational landscape of pancreatic cancer
著者 (40件):
資料名:
巻: 518  号: 7540  ページ: 495-501  発行年: 2015年02月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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今回我々は,100例の膵管腺がん(PDAC)について全ゲノム塩基配列解読とコピー数変動(CNV)解析を行った。遺伝子破壊をもたらす染色体再編成が広く認められ,こうした再編成が,膵臓がんに重要なことが知られている遺伝子(TP53,SMAD4,CDKN2A,ARID1AおよびROBO2)や,膵臓がん発生の新たなドライバー候補(KDM6AとPREX2)に影響を与えていた。構造的多様性(染色体構造の多様性)のパターンから,PDACを臨床的に有用と考えられる4つのサブタイプに分類し,これらを安定型(stable),局所的再編成型(locally rearranged),散在型(scattered),不安定型(unstable)と名付けた。かなりの割合で局所的な増幅が見られ,その多くはドラッガブルながん遺伝子(ERBB2,MET,FGFR1,CDK6,PIK3R3およびPIK3CA)を含んでいたが,こうした局所的増幅の個々の患者での出現率は低かった。ゲノムの不安定性は,DNA維持遺伝子(BRCA1やBRCA2,PALB2)の不活性化やDNA損傷修復の異常を示す変異シグネチャーと共分離した。プラチナ製剤療法を受けた8人の患者のうち,5人がDNA維持欠損の数値を示し,そのうち4人で治療効果が得られた。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  遺伝的変異 
タイトルに関連する用語 (3件):
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