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J-GLOBAL ID:201502245509701360   整理番号:15A0513924

ATRP(原子移動ラジカル重合)によるポリウレタンフィルム上での炭化水素/フッ化炭素二重鎖リン脂質ポリマーブラシの生成

Preparation of hydrocarbon/fluorocarbon double-chain phospholipid polymer brusheson polyurethane films by ATRP
著者 (6件):
資料名:
巻: 128  ページ: 36-43  発行年: 2015年04月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞表面を模した人工生体膜を作成するために,表面開始原子移動ラジカル重合法(SI-ATRP)を使って炭化水素/フッ化炭素二重鎖リン脂質マクロモノマーをポリウレタン(PU)フィルム表面に移植した。移植されたPUフィルム表面の表面構造は,X線光電子分光法(XPS)と水の接触角測定法によって特徴付けた。その結果,これらポリマーフィルム表面の開始密度がこのフッ化炭素リン脂質マクロモノマーのグラフト重合に重大な影響を与えることが示された。PUフィルム表面に移植したリン脂質ポリマーブラシは,液体/液体静的接触角測定,原子間力分光(AFM)及び減衰全反射フーリエ変換赤外分光法(ATR-FTIR)によって実証されたように,水環境の下で生体模倣膜に自己組織化することができた。これら生体模倣膜はその内部に水分を”周辺”水として保持することができた。このことは,蛋白質と細胞膜の生来の立体構造状態を保持するために好都合な状態である。この研究は,生体材料表面上に生体模倣膜を生成するための新しい方法を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の薄膜  ,  脂質一般 

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