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J-GLOBAL ID：201502245711192869   整理番号：15A0421526

食品の安全性と品質におけるビッグデータ

Big Data in Food Safety and Quality

著者 (7件)： STRAWN Laura K. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Va.) ,  BROWN Eric W. (U.S. Food and Drug Administration, Md.) ,  DAVID Jairus R. D. (ConAgra Foods Inc., Neb.) ,  DEN BAKKER Henk C. (Texas Tech Univ., Texas) ,  VANGAY Pajau (Univ. Minnesota, Minn.) ,  YIANNAS Frank (Walmart, Ark.) ,  WIEDMANN Martin (Cornell Univ., N.Y.)
資料名： Food Technology  (Food Technology)
巻： 69  号： 2  ページ： 42-49  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： C0006A  ISSN： 0015-6639  CODEN： FOTEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IBM社によればビッグデータには,データのボリューム,データの発生スピード,違いがはっきりしたデータタイプの集合体である,データの妥当性とセキュリティという4つの側面がある。政府,業界及び学会から出る食品安全性関連のデータは急増している。個々のデータへのアクセスは難しいが,ビッグデータで食中毒菌のゲノムにアクセスするのは容易である。食品業界は大量のデータセットをリアルタイムモニタリングなどで収集している。本報告はビッグデータが食品安全性規範の開発と実行にどう使われているか,ビッグデータが如何にして食品安全性専門家の意思決定に役立っているかについて,いくつかの事例を示した。地理情報システム(GIS)は環境と病原菌の関係を明らかにする地理的な特徴と特定の場所に関連する特性や情報などの属性データに関する情報を結びつける。生産地の環境における食中毒菌汚染の空間的,時間的な発生予測にGISが既に利用されている。その他,ビッグデータによる次世代WGSが食品安全性,病原菌診断や食品・飼料汚染事件の分子的追跡の科学を革新中であること,最大手の小売業者であるMalmart社が自社で測定した大量のチキン製品の品温データを食品安全性目的に活用中であること,など食品安全性や微生物汚染分野でのビッグデータ活用事例を紹介した。

シソーラス用語： *食品衛生 ,  食品工業 ,  食品加工 ,  地理情報システム ,  食品汚染 ,  微生物汚染 ,  *食品安全性
準シソーラス用語： GIS【地理】 ,  *ビッグデータ ,  事例紹介 ,  食中毒菌 ,  *食品品質 ,  *大規模データセット ,  発生予測

分類 (4件)： 食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の品質  (FJ01040F) ,  食品衛生一般  (FJ01051H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 食品 ,  安全性 ,  ビッグデータ