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J-GLOBAL ID：201502245741409064   整理番号：15A0698906

コバルト触媒による単純アルケンとイミンの還元的カップリング反応の開発

著者 (4件)： 金子敬一 (東大 大学院) ,  松永茂樹 (東大 大学院) ,  松永茂樹 (JST-ACT-C) ,  金井求 (東大 大学院)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 4  ページ： 1167  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 極性官能基に対する有機金属試薬の求核付加反応は,炭素-炭素結合を形成する上で重要な合成手法である。しかしながら,化学量論量の強塩基や金属を用いて発生させた炭素求核種による反応では,官能基適合性の制限が課題であった。そこで我々は,触媒量のコバルト錯体とシラン還元剤から発生させたコバルトヒドリドとアルケンを反応させることで得られるコバルト炭素種を鍵活性種とし,化学量論量の強塩基や金属の使用を回避した,官能基許容性の高い反応系の実現を目指し,本研究に着手した。検討の結果,単純アルケンとイミンのトシル保護体とのカップリング反応が最大86%収率,ジアステレオマー比2.2:1にて進行した。(著者抄録)

シソーラス用語： コバルト化合物 ,  遷移金属触媒 ,  *カップリング反応 ,  *アルケン ,  *イミン ,  還元剤 ,  有機ケイ素化合物 ,  コバルト錯体 ,  Schiff塩基錯体
準シソーラス用語： コバルト触媒 ,  サレン錯体 ,  *還元的カップリング反応

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  アルケン  (CF03030T) ,  脂肪族アルデヒド  (CF03180F)

物質索引 (1件)： フェニルシラン

タイトルに関連する用語 (5件)： コバルト触媒 ,  アルケン ,  イミン ,  還元的カップリング反応 ,  開発