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J-GLOBAL ID：201502245779557202   整理番号：15A0443958

水稲の有機栽培開始初期における水生生物の発生状況

著者 (5件)： 畑中満政 (愛媛県農林水産研) ,  好岡江里子 (愛媛県) ,  山中省子 (愛媛県衛生環境研 生物多様性セ) ,  山中悟 (愛媛県衛生環境研 生物多様性セ) ,  長尾文尊 (愛媛県衛生環境研 生物多様性セ)
資料名： 愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告  (愛媛県農林水産研究所報告)
号： 7  ページ： 33-41  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： Z0181B  ISSN： 1883-7395  CODEN： ENSHDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水稲の有機栽培開始初期における水生生物の発生状況を調査した結果,種類数では機械除草および冬期湛水水田,個体数では有機栽培水田が慣行栽培水田を上回った。また,機械除草および布マルチ栽培水田ではハエ類,冬期湛水栽培水田ではイトミミズ類が多く,これらを餌にするコウチュウ類も多く確認され,特に冬期湛水栽培水田で顕著であった。なお,機械除草および冬期湛水栽培水田ではホソミイトトンボやツブゲンゴロウなど慣行栽培水田では見られない水生生物が多く確認されるとともに,冬期湛水開始後2年目にはニホンアカガエルの産卵が確認されるなど,多様な生物の生息場所として機能していた。(著者抄録)

シソーラス用語： *水田 ,  *有機農法 ,  *水生生物 ,  トラップ【生物】 ,  捕獲 ,  直播栽培 ,  生物多様性 ,  栽培管理 ,  甲虫類 ,  トンボ類 ,  イトミミズ類 ,  *調査
準シソーラス用語： *有機栽培 ,  ライトトラップ ,  湛水直播栽培 ,  除草 ,  ゲンゴロウ ,  トンボ目(蜻蛉類) ,  イトミミズ ,  *植生調査

分類 (1件)： 稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水稲 ,  有機栽培 ,  初期 ,  水生生物 ,  状況