抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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群馬県渋川広域消防本部が開発した「渋川広域消防式火災防ぎょ戦術」(渋消式)の開発されたきっかけ,改善に向けた実施事項などを紹介した。開発のきっかけは,火災における対応の失敗であった。その事案は,住宅火災の消火活動時に同一敷地内のもう1棟にまで類焼させてしまったことである。延焼危険方向への注水筒先配備の失敗が最大の要因であり,消防技術に対する知識不足が指摘された。改善に向けた実施事項として,少人数でも対応できるように配慮しながら改善を開始することであり,水利調査,自分の目で確認して検討会へ臨むこと,新しいことに挑戦すること,署全体で実施すること,横のラインにつなぐこと(共通認識)などを紹介した。毎月,管内を12か所に分け,新任職員を中心に地水利テストを実施し,評価して平均点80点以上を目指していることなどを示した。