抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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担持8-10族金属触媒上でエタノールを酢酸エチル,1-ブタノール等のC4化合物へと転換しつつ,水素を併産する反応を検討した。Ru/アルミナ触媒を用いた場合,液相生成物はアセトアルデヒド,酢酸エチル,1-ブタノールの混合物であり,気相生成物はメタンと微量の水素であった。一方,逐次含浸法により調製したRuと等モル量のSnを添加した触媒では,メタン化反応の進行が著しく抑制され,液相生成物として酢酸エチル,気相生成物として水素が高選択的に得られた。SnとRuの協働効果およびSnの添加に伴う表面金属種の電子状態の変化等について考察するため,XPSやTEMによるキャクタリゼーションを行った。(著者抄録)