抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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文脈:ソフトウェアパターン(SP)は再発問題に対する成功裡の解を構築するための専門家の知識をカプセル化する。文献中でSPの大きなコレクションが利用可能だけれども,問題求解におけるSPの効果に関する経験的証拠は制限付きかつ不確定である。また,これらの経験的検出物の文脈は良く理解されておらず,検出物の適用可能性及び一般化可能性を制限付きとしている。目的:人間の参加者を含むSPアプリケーションを探求する経験的研究の研究設計を特徴付ける事。手法:24のオリジナルな研究及び6の複製を含むSPアプリケーションに関する30の主要な経験的研究を同定及び解析するために系統的マッピング研究を実施した。研究者が探求した質問及び経験的研究努力の文脈の見地において研究設計を特徴付けた。また,評価用に使われた測度,そして研究設計及び実行中に考察された妥当性に対する脅威の見地において研究を分類した。結果:メンテナンスにおけるSPの使用が最も一般的に調査されたテーマであり,16の研究において探求されていた。オブジェクト指向設計パターンが14の研究において評価されていた一方,4の研究がアーキテクチャ的パターンを評価していた。筆者らはSPを評価するために使われる31の関連測度を有した10の異なった構築物を同定した。’効率’及び’使い勝手’用の測度は一般的に問題求解過程を評価するために使われる。一方,’完全性’,’正確性’及び’品質’用の測度は一般的に最終アーチファクトを評価するために使われる。概して,’作業を完了するための時間’が最も頻繁に使われる測度であり,’効率’を計測するための15の研究において採用されていた。定性的測度に対して,研究は時間の27%の偏りを最小化するためのアプローチを報告しなかった。9の研究は妥当性に対するどのような脅威も論じなかった。結論:研究設計及び実行における微妙な相違が検出物の比較を制限し得る。参加者の経験レベルに対する基線の確立,適切な訓練の提供,問題集合の標準化及び性能を評価するために一般的に使われる測度の採用が研究に跨った結果の複製及び比較を支援し得る。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.