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J-GLOBAL ID:201502245918446364   整理番号:15A0417847

セルロースナノ結晶の添加によるバイオメディカル熱可塑性ポリウレタンの熱安定性の増強

Enhanced thermal stability of biomedical thermoplastic polyurethane with the addition of cellulose nanocrystals
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号: 22  ページ: ROMBUNNO.41970  発行年: 2015年06月10日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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凍結乾燥セルロースナノ結晶(CNC)をCNC強化ナノ複合材料合成のために溶媒流延法で熱可塑性ポリウレタン[Pellethane 2363-55D(P55D)]に分散させた。この研究で,P55Dへの少量(1-5wt%)の添加で,熱分解温度は上昇するが,生地P55Dと同様の剛性,強さ,及び伸びは保持していることを実証した。P55DへのCNCの添加はガラス転移点を変化させないが,CNCを1wt%マトリックスに分散させると分解開始温度を286から327°Cにシフトすることが分かった。分解開始温度の上昇はCNC表面ヒドロキシル基及びP55Dのハードブロックのウレタン基間の水素結合の形成に起因することが分かった。ナノ複合材料の最大引張強さ及び破壊時の歪(εf)の変化はCNCを5wt%添加で極僅かであるが,弾性係数は約70%増加することが分かった。CNCを5wt%添加した時のεfが変化しと言うことは,ハードブロック及び連鎖の流動/摺動が塑性変形時にCNCの存在で妨げられなくなったものと考えられる。この研究のも一つの成果は,CNC添加によって,同様の剛性,強さ,及び伸びは保持しながらいろんなバイオメディカルデバイスに対するP55Dの加工温度を広げることができるようになったことである。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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高分子固体のその他の性質  ,  高分子固体の物理的性質  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  医用素材 
タイトルに関連する用語 (5件):
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