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J-GLOBAL ID:201502246538316731   整理番号:15A0718341

多目的バイオセンシングツールキットへのグラフェン量子ドットおよび生体高分子の統合的自己組織化

Integrative Self-Assembly of Graphene Quantum Dots and Biopolymers into a Versatile Biosensing Toolkit
著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号: 21  ページ: 3183-3192  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ハイブリッド自己組織化は,マルチレベルの複雑構造およびシナジー的機能を持つソフト材料合成の信頼性ある方策となってきている。本研究では,標識フリーのバイオセンサーを目的とした自己組織化ハイブリッド材料を構成するための分子状ビルディングブロックとして,フォトルミネッセンスを示すグラフェン量子ドット(GQDs,2~5nm)を初めて用いた。ディスク型GQDsと帯電した生体高分子とのイオン性自己組織化が,GQDsの凝集誘起蛍光消光を示し,プロテイン/ポリペプチド2次構造を変化させる一連の階層的構造を生成することを見出した。GQDsと生体高分子の自己組織化による集積は,GQDsが蛍光プローブとして働き生体高分子が生物的機能を与える標識フリーのバイオセンサー設計のためのフレキシブルツールキットを与える。この手法の多用途性を,グリコサミノグリカン(GAGs),pHおよびプロテアーゼの,それぞれ1)生体高分子に対するGAGsの競合的結合,2)ポリペプチドのpH応答性構造変化そして3)プロテインバックボーンの酵素加水分解といった3つの戦略を用いた検出において実証した。生体分子とGQDsの統合的自己組織化が,オプトエレクトロニック特性と生物学的応用を組み合わせた多機能性生体材料の設計に新たな道を開くことが期待される。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  分析機器  ,  炭素とその化合物 
タイトルに関連する用語 (4件):
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