文献

J-GLOBAL ID：201502246603668624   整理番号：15A0241751

フラーレンC₆₀分子の調査方法としての水素化プロセス

The hydrogenation process as a method of investigation of fullerene C₆₀ molecule

著者 (3件)： SCHUR D.V. (Frantsevich Inst. for Problems of Materials Sci. of NASU, 3, Krzhyzhanovsky str., Kyiv 03142, UKR) ,  ZAGINAICHENKO S.Y. (Frantsevich Inst. for Problems of Materials Sci. of NASU, 3, Krzhyzhanovsky str., Kyiv 03142, UKR) ,  VEZIROGLU T.N. (Univ. of Miami, International Assoc. for Hydrogen Energy, 5794 SW 40 St. #303, Miami, FL 33155, USA)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 40  号： 6  ページ： 2742-2762  発行年： 2015年02月19日 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノ材料の高い水素容量は,それらの水素容量だけでなく,水素化処理過程の特殊性,及び様々な凝集状態でフラーレン分子の挙動にもまた多くの注目を集中させる水素研究者を刺激した。3つの凝集状態でフラーレンC₆₀の存在の特殊性の実験的研究を本稿で行った。気相および溶液中のC₆₀分子の形成及び挙動特徴を検討した。フラーレン分子は,三次元球状ポリマーとして,5原子分子からなり,それ自身sp^x-混成を持ち,及びこの理由のために,フラーレンが,炭素の新しい同素体の変形例として考慮されるべきであることが示された。約250K以上の温度で溶液中でのフラーレン分子は,二つの状態で-βと-γで存在することを確信した。この場合,フラーレン分子の二元性は,γ-状態でコロイド溶液を形成することを可能にする。3つの異なる形態のフラーレンの結晶化は,3つの安定な異性体の形態でその存在の結果であることを示した。組織(気体及び結晶性)の二つのレベルでの炭素同素体変更の空間図を本稿で提案した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フラーレンC60 ,  *溶液 ,  *塩析 ,  *炭素 ,  *状態図 ,  分子 ,  ナノ構造 ,  材料 ,  容量 ,  水素 ,  水素化 ,  性質 ,  凝集 ,  気相 ,  三次元 ,  球状 ,  重合体 ,  配位混合 ,  元素 ,  異性体 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： ポリマ ,  軌道混成 ,  *相図 ,  同素体 ,  特殊性

分類 (2件)： 巨大分子,高分子  (BH09020D) ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M)

タイトルに関連する用語 (5件)： フラーレンC60 ,  分子 ,  調査 ,  水素化 ,  プロセス