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J-GLOBAL ID:201502246672494433   整理番号:15A0290567

黒潮続流,親潮,混合海域における溶存酸素濃度と海水温度より推定される栄養塩濃度

Estimating the nitrate concentration from the dissolved oxygen concentration and seawater temperature in the Kuroshio extension, Oyashio, and mixed water regions
著者 (4件):
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巻: 71  号:ページ: 19-26  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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酸素センサーを装備した曳航観測器により記録された溶存酸素濃度と海水温を用いて,硝酸塩濃度を推定する目的のために,我々は,世界海洋データベース2005からの温度,塩分,酸素,硝酸塩を含む鉛直分布データを用いて,黒潮続流,親潮,混合海域(34-43°N,140-150°E)における酸素と硝酸塩濃度間の関係を研究した。等温線に沿ったNO3/O2比を試験し,水塊と季節的変動に関わりなく,各温度範囲において酸素と硝酸塩濃度間のきれいな直線回帰を見出した。各温度範囲におけるNO3/O2比の傾きは-0.07から-0.12である。表層水酸素濃度の温度への強い依存性のために,一定ポテンシャル温度表面に関するデータ解析の利点が挙げられる。このことは沈み込み海水の終点をセットし類似した硝酸塩濃度をもつ海水の区別を補助する。結果は沈み込み海水における無機化はNとO2間でのRedfield比が保持されることを示唆する。本研究において見出された酸素-硝酸塩関係を用いた硝酸塩濃度の推定は一般に,平均誤差として2.0μmol・kg-1以下の良い精度を示す。この方法は,温度と酸素濃度より硝酸塩濃度を推定する有効なツールであることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 
引用文献 (26件):
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