文献

J-GLOBAL ID：201502246692176721   整理番号：15A0519388

電気化学キャパシタにおける自己放電 展望に関する記事

Self-Discharge in Electrochemical Capacitors: A Perspective Article

著者 (1件)： ANDREAS Heather A. (Dalhousie Univ., Nova Scotia, CAN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 162  号： 5  ページ： A5047-A5053  発行年： 2015年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本記事では電気化学キャパシタ(EC)の自己放電に関して発行された,いくつかの重要な文献をベースとして,自己放電過程に関する現在の理解について概説するとともに,自己放電機構の説明に使用できるモデルについてまとめた。自己放電過程に関する理解では理論的な面について概説した。さらに,半セルに対する全セルの自己放電,浮動電流に対する開回路電位の測定,自己放電機構に関する速度限界の明確化,および温度が自己放電に及ぼす影響について説明した。また,多くの系について,全セルの結果が利用可能で3電極での研究が反応物の確認およびどの電極(正または負)が自己放電速度を支配するかについて明らかにするために必要であり,今後の研究は反応の明確化および電極の改良に向けられる可能性について記述した。また,電荷再分布モデルによって,自己放電については材料を通した電荷の動きに関する考慮が重要であること,および自己放電の予測およびモデル化の能力の改善への期待,などが示された。最後に,いくつかの優れた研究がECの自己放電に関して行われてきたが,その分野はまだ新しく,発行された論文数は最近の数年間に多くなってきていることが示された。

シソーラス用語： *電力コンデンサ ,  *放電 ,  放電機構 ,  解析モデル ,  再分布 ,  電荷分布 ,  理解 ,  理論 ,  電解槽 ,  電極電位 ,  電流 ,  反応速度 ,  限界 ,  温度依存性 ,  電極材料 ,  モデリング ,  予測 ,  レビュー ,  化学反応 ,  化合物 ,  カソード ,  アノード
準シソーラス用語： *自己放電 ,  将来展望 ,  全セル ,  電荷再分布 ,  *電気化学キャパシタ ,  半セル ,  反応物 ,  分布モデル

分類 (2件)： 電気化学一般  (CB07010N) ,  静電機器  (NB10020R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電気化学キャパシタ ,  自己放電 ,  展望 ,  記事