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J-GLOBAL ID：201502246702838922   整理番号：15A0268516

複数セクタID取得(MIDC): 60GHz帯マルチGbps WLAN/PANシステムのための新規なビームフォーミング手法

Multiple Sector ID Capture (MIDC): A Novel Beamforming Technique for 60-GHz Band Multi-Gbps WLAN/PAN Systems

著者 (8件)： HOSOYA Ken’ichi (NEC Corp., Kawasaki, JPN) ,  PRASAD Narayan (NEC Lab. America, NJ, USA) ,  RAMACHANDRAN Kishore (NEC Lab. America, NJ, USA) ,  RAMACHANDRAN Kishore (Zipreel, Inc., NJ, USA) ,  ORIHASHI Naoyuki (NEC Corp., Kawasaki, JPN) ,  KISHIMOTO Shuya (NEC Corp., Kawasaki, JPN) ,  RANGARAJAN Sampath (NEC Lab. America, NJ, USA) ,  MARUHASHI Kenichi (NEC Corp., Kawasaki, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Antennas and Propagation  (IEEE Transactions on Antennas and Propagation)
巻： 63  号： 1  ページ： 81-96  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： C0218A  ISSN： 0018-926X  CODEN： IETPAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 60GHz帯マルチGbps WLAN/PANシステムでは,従来の準無指向性パターンは必ずしも完全でなく,高速で低消費電力のビームフォーミング(BF)技術が必要と考えられる。MIDC(複数セクタID取得)と名付けた新しいBF手法を提案した。60GHz帯規格に採用されており,MIDCは,準無指向性パターンが不完全であっても正確に最良のリンクを検出する。さらに,ミリ波の準光学的性質を利用することにより,初期トレーニングにおいて,既存の通信リンクに対応する複数アンテナ設定を準備しておくことができる。リンクブロックが起こると,高速ビーム切換が可能である。トレーニングは,DoA/DoD推定と「ビーム結合」手法を組み合わせることによって,短時間に実行される。MIDCの基本的機能を,簡単なマルチパス伝搬環境で実験的に検証した。これには平面フェイズドアレイアンテナに組み込んだ60GHz CMOS送受信機LSIを用いた。MIDCは主要な60GHz帯規格のMAC/PHY仕様,すなわちWiGig(無線ギガビットアライアンス)とIEEE802.11adに採用されている。

シソーラス用語： *無線LAN ,  フェイズドアレイ ,  半導体集積回路 ,  *ミリ波通信 ,  *ビーム成形 ,  *計算機網 ,  多経路伝搬
準シソーラス用語： CMOS集積回路 ,  *PAN ,  *ビームフォーミング ,  フェイズドアレイアンテナ ,  マルチパス伝搬

分類 (2件)： アンテナ  (ND06000M) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ID ,  マルチ ,  WLAN ,  PAN ,  ビームフォーミング ,  手法