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J-GLOBAL ID:201502246778755350   整理番号:15A0526622

有機溶媒抵抗性Kocuria rhizophila DC2201において発現されたRhodococcus種菌株ST-10のスチレンモノオキシゲナーゼを用いることによる脂肪族(S)-エポキシアルカンの微生物産生

Microbial Production of Aliphatic (S)-Epoxyalkanes by Using Rhodococcus sp. Strain ST-10 Styrene Monooxygenase Expressed in Organic-Solvent-Tolerant Kocuria rhizophila DC2201
著者 (4件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 1919-1925  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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直鎖状(S)-エポキシアルカンを産生する生体触媒を開発するために,直鎖状芳香族アルカンのエポキシ化を行うことが報告されているRhodococcus種菌株ST-10のスチレンモノオキシゲナーゼ(RhSMO)を以下の様々な細菌に導入した;K.rhizophila DC2201,Pseudomonas fluorescens JCM5963,およびRhodococcus rhodochrous ATCC12674。これら菌株においてK.rhizophila DC2201のみが,1-ヘプテンを(S)-1,2-エポキシヘプタンに変換できた。RhSMOを発現したK.rhizophila DC2201へのメチルフタル酸以外のフタル酸エステルの添加は,いずれも(S)-エポキシアルカンの産生を強めた。有機溶媒としてジ-n-オクチルフタル酸を添加したとき,(S)-エポキシアルカンの産生が最大になった。炭素源,pH,基質濃度等を最適化することで,400mMの1-ヘプテンおよび6-クロロ-1-ヘキセンを,それぞれ88.3mMの(S)-1,2-エポキシヘプタンおよび246.5mMの(S)-1,2-エポキシ-6-クロロヘキサンに変換できた。それぞれのエナンチオマ過剰率は84.2%および95.5%であった。RhSMOを発現したK.rhizophila DC2201を用いることで,様々な芳香族アルカンを(S)-エポキシアルカンに高効率で変換できると結論付けた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物代謝産物の生産  ,  遺伝子操作 

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