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J-GLOBAL ID：201502246978456152   整理番号：15A0294605

OSSに見るITの最新動向 5 基幹システムを実現するLinux技術

著者 (1件)： 亀澤寛之 (富士通)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 56  号： 3  ページ： 253-259  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オープンソースソフトウェアOSSとしてのLinuxに焦点を当て,基幹システムの要件に対してどのような技術を開発してきたか,今後どのような技術が必要とされるか等を説明する。基幹システムとしては,障害の解明と再発防止,運用の継続性,性能の安定保障の3点が求められる。障害の解明と再発防止の観点では,問題の追跡機能としてダンプ機能やトレース機能を解説する。運用の継続性では,システム運用を継続しながら故障ハードウェアの交換を可能にするHotplug,技術や,運用時にメモリ枯渇への対処技術,あるいはシステム稼働中のLinuxカーネルに対するバイナリパッチング技術を説明する。性能の保証としては,各仮想マシンの実行スケジューリングや,各仮想マシンへの資源の割当て制御に関する技術や,キャシュ等のバッファI/Oの制御技術を紹介する。

シソーラス用語： *計算機システム運用管理 ,  *ソフトウェア ,  ソフトウェア開発 ,  情報公開 ,  *Linux ,  仮想機械システム
準シソーラス用語： *オープンソースソフトウェア ,  *Linuxカーネル

分類 (3件)： オペレーティングシステム  (JD03020J) ,  計算機網  (JC03000K) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (4件)：

• Hatayama, D. : Improvements on Kdump Scalability Issues for Terabyte-Scale Memory System(2014), http://events.linuxfoundation.jp/sites/events/files/slides/slide_final_0.pdf
• Ishii, H.: PRIMEQUESTを支えるLinux OSの機能強化への取組み (2010), http://img.jp.fujitsu.com/downloads/jp/jmag/vol61-6/paper17.pdf
• Yunomae, Y. :Tracing Merge System 'Integrated Trace' for a Virtualization Environment (2013), http://events.linuxfoundation.org/sites/events/files/cojp13_yunomae.pdf
• Fengguang Wu : IO-less Dirty Throttling (2012), https://events.linuxfoundation.org/images/stories/pdf/lcjp2012_wu.pdf

タイトルに関連する用語 (4件)： OSS ,  IT ,  最新動向 ,  Linux