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J-GLOBAL ID：201502247022943892   整理番号：15A0698739

キラルなダイマー分子の光励起状態の時間分解円二色性測定による検討

著者 (6件)： 荒木保幸 ,  黒沼慎 ,  坂本清志 ,  森直 ,  井上佳久 ,  和田健彦
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 4  ページ： 1124  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,シングレットフィッションのような励起状態の分裂を光電変換プロセスに応用する試みがなされている。フィッション過程においては,非常に近接し強く相互作用しうる励起三重項状態が生成すると考えられるが,このような状態を正しく理解するための,相互作用する2つのクロモフォアを観測する手段が不足している。我々は,仮にクロモフォアがキラルに配置されている場合,励起子相互作用由来のCDがその相互作用の大きさ,そして構造の情報まで示唆する点に着目し,キラルに配置されたダイマー分子の光励起状態を時間分解CDにより直接的に検出し本手法がフィッション過程に有用であるかどうかの検討を行ったので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *光学異性 ,  *二量体 ,  *光ポンピング ,  *時間分解分光法 ,  *円偏光二色性 ,  偏光測定 ,  三重項 ,  発色団 ,  円偏光二色スペクトル
準シソーラス用語： 光電変換

分類 (1件)： 一般及び無機化合物の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  (BH06081N)

タイトルに関連する用語 (6件)： キラル ,  ダイマー ,  分子 ,  光励起 ,  分解 ,  円二色性