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J-GLOBAL ID：201502247047865713   整理番号：15A0247142

ポリ(ノナメチレンオキサミド)結晶の多形

Polymorphism of poly(nonamethyleneoxamide) crystal

著者 (5件)： NAKAGAWA Tomoyuki (Organic Specialty Materials Res. Lab., Ube Industries, Ltd., Ube, Yamaguchi 755-8633, JPN) ,  NAKAGAWA Tomoyuki (Dep. of Physics, Graduate School of Sci. and Engineering, Yamaguchi Univ., Yamaguchi 753-8512, JPN) ,  NOZAKI Koji (Dep. of Physics, Graduate School of Sci. and Engineering, Yamaguchi Univ., Yamaguchi 753-8512, JPN) ,  MAEDA Shuichi (Organic Specialty Materials Res. Lab., Ube Industries, Ltd., Ube, Yamaguchi 755-8633, JPN) ,  YAMAMOTO Takashi (Dep. of Physics, Graduate School of Sci. and Engineering, Yamaguchi Univ., Yamaguchi 753-8512, JPN)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 57  ページ： 99-104  発行年： 2015年01月28日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(ノナメチレンオキサミド)(ナイロン-9,2)の結晶構造を,広角X線回折(WAXD)および示差走査熱量測定により検討した。ナイロン-9,2は,試料調製の条件に応じて2つの異なる構造を有する多形性を示した。単斜形態Iは,溶液結晶化した試料について支配的な結晶相であった。溶融結晶化した試料,形態Iおよび新規な単斜形態I′が共存した。可変温度WAXD測定を,各結晶形態の安定性および相転移を研究するために使用した。形態Iは,融解前に如何なる相転移も受けなかったが,低温での結晶形態Iの斜方晶系分子鎖充填構造は,加熱処理中に準六方晶系に近づいた。結晶形態I′も,その融解まで加熱により相転移を示さなかった。結晶格子は,単に熱膨張により膨張した。結晶形態Iは,結晶形態I′の融解温度よりも高いので,より安定であると考えられる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多形 ,  *結晶構造 ,  結晶構造解析 ,  *結晶性高分子 ,  *脂肪族ポリアミド ,  X線回折 ,  小角X線散乱 ,  単斜晶系 ,  結晶化 ,  共晶 ,  結晶形態 ,  相転移 ,  六方晶系 ,  斜方晶系 ,  結晶充填 ,  融点 ,  重縮合
準シソーラス用語： 広角X線回折

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (2件)： しゅう酸ジブチル ,  ノナメチレンジアミン

タイトルに関連する用語 (2件)： 結晶 ,  多形