文献
J-GLOBAL ID:201502247243212760   整理番号:15A0262613

ヨーロッパウナギの精子の質のパラメーターと筋,肝及び精巣の脂肪酸組成の間の関連性

Relationship between sperm quality parameters and the fatty acid composition of the muscle, liver and testis of European eel
著者 (7件):
資料名:
巻: 181  ページ: 79-86  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,ヨーロッパウナギ(Anguilla anguilla L.)でホルモンにより誘導した性成熟の期間中の脂肪酸といろいろな組織との相関,精子の質の様々なパラメーターとの相関を調べる。脂肪酸の利用の様々な動特性を評価する為,各精子質パラメーター(量,濃度,運動能及び速度)の中から分析結果をカテゴリー化した。筋組織といくつかの精子質パラメーターの間に低~中程度の相関性がみられたが高い相関性は見出せなかった。肝のエイコサペンタエン酸(20:5n3,EPA)は精子の生産量を決定する役割をもつと考えられる。これはEPAは精子生産の早期の段階で(おそらく精子膜成分として)大量に必要である事実により説明できる。さらに,精子の運動能が増えると,肝のα-リノレン酸(18:3-n3,ALA)及びリノール酸(18:2-n6,LA)のレベルは減少した。すべての組織でアラキドン酸(20:4n-6,ARA)と種々の精子質パラメーターの間に負の相関がみられた。ARA消費が増加すると精子の速度が増加するので,この脂肪酸は精子生産だけでなく精子運動能でも重要な役割を果たしていると考えられる。この種の精子質を改良し,それにより幼生発育を改善する適切な親魚飼料の開発に,これらすべての研究成果は有用であることが示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生殖器官  ,  脂質一般  ,  魚類 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る