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J-GLOBAL ID:201502247298076238   整理番号:15A0007942

Ricinus communis L(トウゴマ)におけるカドミウム耐性,蓄積およびカドミウム亜細胞分布との関係

Cadmium tolerance, accumulation and relationship with Cd subcellular distribution in Ricinus communis L
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 2440-2446  発行年: 2014年 
JST資料番号: W0623A  ISSN: 0253-2468  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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水耕法実験を実際し,エネルギー作物Ricinus communis(Zibima3)(トウゴマ)における生理的パラメータ,カドミウム蓄積,亜細胞分布特性を,栄養液における種々のカドミウム用量(0,10,25,50,100,200,400μmol・L(-1))で研究した。結果は,すべてのカドミウム処理の間でMDA含有量の有意差がないことを示している。しかしながら,クロロフィル含有量は,カドミウム供給に感受性がある。このため,これを,Ricinus communis(トウゴマ)のカドミウム耐性指数として使用できる。根,茎,葉におけるカドミウム含有量と取り込みは,栄養液におけるカドミウム供給の上昇で増加する。植物組織におけるカドミウム含有量は総合して,根>茎>葉の順である。根は,カドミウムの高い蓄積と隔離能を例証している。カドミウム亜細胞分布は,根と葉双方において,可溶性画分>細胞壁>オルガネラの順である。加えて,細胞壁におけるカドミウム蓄積率は,カドミウム供給の上昇で増加傾向を示している。したがって,空胞区画化と細胞壁結合は,Ricinus communis(トウゴマ)におけるカドミウムの主要耐性機構と考察される。茎-葉移動因子は0.35~0.62で,根茎輸送係数は0.02~0.11だけである。この結果,根から茎へのカドミウムの低い移動能は,Ricinus communis(トウゴマ)の地上部における蓄積能の限定因子である可能性がある。統計解析は,植物でのカドミウム移動能に及ぼすカドミウム亜細胞分布の有意な影響を示している。根-茎移動係数は,根細胞壁と細胞小器官におけるカドミウム含有量率との負相関を示している。しかし,それらは,可溶性画分におけるカドミウム含有量割合と陽性関係している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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