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J-GLOBAL ID:201502247407201307   整理番号:15A0293465

通常の庭園検討でシダ類は被子植物と比較して低い光合成能の拡散制限による説明

Diffusional limitations explain the lower photosynthetic capacity of ferns as compared with angiosperms in a common garden study
著者 (11件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 448-460  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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シダ類は被子植物より光合成速度が低く,気孔調節ができないと考えられてきた。処が,通常環境の最適条件下で両植物グループの光合成を直接比較した検討が無い。ここでは,(1)シダ類が被子植物より低い光合成能であることの確認とそれらの差異の定量化,(2)拡散対光合成制限の重要性の測定,(3)両グループでの光合成能を設定している葉の内部構造形質の解析を目的にして生息域の好みによる7種類の被子植物と7種類のシダ類を対にして通常の庭園での比較を紹介した。平均して,シダ類の光合成速度は被子植物のそれの凡そ半分であり,CO2(gm)に対する気孔および葉肉コンダクタンスは低いが,最高のカルボキシル化速度と電子伝達速度を示した。定量的制限解析により,被子植物と比較してシダ類の光合成が低いことの原因は気孔および葉肉コンダクタンスの両者であることが判明した。しかし,シダ類の光合成に対してはgmだけが最大の制限因子であった。葉の内部構造特に細胞間の空隙に接する細胞壁厚みと葉緑体表面が一貫して被子植物とシダ類での重要な差異であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光合成  ,  植物生理学一般 

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