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J-GLOBAL ID：201502247500658082   整理番号：15A0708291

数種のリグノセルロース材料の同時糖化発酵と酵素加水分解に及ぼす非酵素蛋白質の影響

Effect of non-enzymatic proteins on enzymatic hydrolysis and simultaneous saccharification and fermentation of different lignocellulosic materials

著者 (3件)： WANG Hui (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo, Tokyo 153-8505, JPN) ,  KOBAYASHI Shinichi (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo, Tokyo 153-8505, JPN) ,  MOCHIDZUKI Kazuhiro (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo, Tokyo 153-8505, JPN)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 190  ページ： 373-380  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数種のバイオマス材料の同時糖化発酵(SSF)とセルロースの加水分解時に非酵素蛋白質を添加した。モデル非酵素蛋白質であるウシ血清アルブミン(BSA)は,セルロースとキシロース変換効率を増加させ,様々な前処理した稲藁のSSFでのエタノール収率を増大させた。コーンステープリカー,酵母抽出物,ペプトンもBSAと類似効果があり,稲藁の酵素加水分解を増大させた。添加剤なしの場合の稲藁の酵素加水分解後に得られたグルコースと比較すると,コーンステープリカー,酵母抽出物,ペプトン添加で加水分解72時間後のグルコース収率は,各々,12.7%,13.5%,13.7%増加した。研究から,BSA使用は酵素消化性を増強するため,リグノセルロース材料の前処理強化への利用が示唆された。非酵素蛋白質添加剤の使用は,リグノセルロース材料からのグルコース,エタノール生産に有望である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *同時糖化発酵 ,  *リグノセルロース ,  加水分解 ,  酵素反応 ,  バイオマス ,  セルロース ,  血清アルブミン ,  稲藁 ,  コーンスティープリカー ,  酵母エキス ,  ペプトン ,  前処理 ,  *タンパク質 ,  添加剤 ,  脂肪族アルコール ,  ペントース ,  アルドース ,  ヘキソース
準シソーラス用語： *ウシ血清アルブミン ,  *酵素加水分解 ,  酵母抽出物

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (3件)： エタノール ,  キシロース ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (4件)： リグノセルロース材料 ,  同時糖化発酵 ,  酵素加水分解 ,  酵素蛋白質