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J-GLOBAL ID:201502247549487461   整理番号:15A0456544

多くの風力発電と太陽光発電を含む電力システムの周波数応答に対する組合せの影響

The combined effects of high penetration of wind and PV on power system frequency response
著者 (5件):
資料名:
巻: 145  ページ: 320-330  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クリーンエネルギー目標を達成するためには,より多くの再生可能発電-主に風力発電と太陽光発電(PV)-を電力網に統合する必要がある。しかし,風力発電とPVは,グリッドに対して非同期な発電である。従来ほとんどの状況下で,十分な慣性応答もなければ主要周波数変動を制御するためのガバナーサポートも存在しない。南オーストラリアでは現在,風力発電と屋上PVの組合せ発電は,網間接続インポートによる少しの支援だけで,平均電力需要レベルにほぼ達している。このような状況で,オンラインで周波数調整を行う同期マシンは極めて少数しか存在しないであろう。そのようなシナリオ下では,偶発事象によって,周波数規格を破るような厳しい周波数変動を生じる。さらに,南オーストラリアの多くの分散PVシステムは低周波数保護設定既定値があり,その値は低周波数負荷制限(UFLS)閾値より高いかもしれない。穏やかな発電/インポートトリップが,多量の二次的PVトリップを引き起こすかもしれない。その結果,受容できない低周波数となり,更なる負荷制限の引き金になる。これは確かに,電力網セキュリティーに不都合な影響を与える。二次的PVトリップの同様問題は,南オーストラリアに限定されるものではなく,他地域あるいは他国でも発生する。本論文では,多くの非同期マシンが含まれたときの電力網周波数応答を検討分析するために,大まかにオーストラリア国家電力マーケット(NEM)を代表する電力網を選択し,修正して用いた。この電力網は,包括的周波数応答研究に必要な全てのモデルを含む。同期マシンやガバナー,安定器,風力発電機である。負荷周波数緩和やPVトリップそして負荷制限のような関連機能は,周波数応答評価に本質的である。これら機能を,承認・需要済みのプラットフォーム-PSSマルREに実現した。検討結果は,電力網周波数安定化にとって,低慣性と二次的PVトリップは深刻な問題になることを示した。ある状況では,システム振動あるいは安定問題を引き起こす。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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電力系統一般 
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