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J-GLOBAL ID：201502248153430544   整理番号：15A0283203

無線/有線LANトラヒック分析による不正アクセスポイント検出法の提案

Detecting rogue access points by traffic analysis on both wireless and wired LAN

著者 (2件)： 川田丈浩 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  矢田健 (NTT セキュアプラットフォーム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 373(IN2014 91-97)  ページ： 1-4  発行年： 2014年12月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マネージドネットワークに無断で接続したIEEE802.11無線LANアクセスポイント(不正AP)を検出する手法を提案する。不正APは,ネットワークへの不正侵入の入口となり,セキュリティ上の大きな脅威となる。提案手法では,マネージドネットワークで管理していないAPに着目し,無線LAN側と有線LAN側において,クライアント側のMACアドレス,またはIPアドレス毎にトラヒックを測定する。単位時間あたりの両者のトラヒック量に強い相関があれば同一のトラヒックフローと見なし,着目しているAPはマネージドネットワークに接続された不正APであると判断する。提案手法では,無線LANの暗号化の有無に関わらず,不正APを検出することが可能である。また,提案モデルにおいてトラヒック特性に応じた最適なパラメータを推定する方法を提案する。実験ネットワークでの測定データを用いて提案手法の有効性を確認する。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線LAN ,  *LAN【通信】 ,  *番地指定方式 ,  *トラヒック測定 ,  *解析 ,  *回線接続 ,  *端局 ,  *検出 ,  コンピュータセキュリティ ,  クライアントサーバシステム ,  *最尤法 ,  パラメータ ,  *パラメータ推定 ,  *相関係数 ,  セキュリティ ,  *計算機網
準シソーラス用語： *IPアドレス ,  *MACアドレス ,  アクセスポイント ,  *トラヒック分析【通信】 ,  ネットワークセキュリティ ,  最適パラメータ ,  *不正アクセス ,  不正侵入

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (11件)：

• 大企業・中堅企業の情報システムのセキュリティ対策 ~脅威と対策~, 分冊 4, IPA.
• K. Gopinath, "Wi-Fi Threats and Countermeasures", In Proc. Sharkfest 2014.
• 無線LANセキュリティ要件の検討,各府省情報化統括責任者(CIO)補佐官等連絡会議,第65回会合,2013年5月.
• 川田丈浩,矢田健,"無線/有線LANのトラピックデータを用いた不正アクセスポイント検出法",信ソ大,2014.
• R. Beyah and A. Venkataraman, "Rogue-Access-Point Detection: Challenges, Solutions, and Future Directions", Security & Privacy, IEEE, vol.9, no.5, 2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： 無線 ,  LAN ,  トラヒック分析 ,  不正アクセス ,  ポイント ,  検出法 ,  提案