抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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同位体分別平衡における平衡定数は,同位体化学分野では同位体分別係数と呼ばれ,同位体比を用いた地球化学等の分野でよく議論される指標である。この分別係数は,同位体分子間の振動準位の違い(質量効果)や核電荷体積の差に起因する電子状態の違い(体積効果)から計算できることが知られている。また軽原子系では質量効果が支配的であり,重原子系では体積効果が支配的であることがわかっているが,質量効果と体積効果のバランスがどのような比率で生じるのかという系統的な議論は今までなされていない。そこで本研究では,ガリウムや鉛錯体などを例に,原子の重さと質量効果と体積効果のバランスについて議論する。(著者抄録)