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J-GLOBAL ID：201502248744828164   整理番号：15A0678339

熱・氷・水分・空気収支法による屋根雪荷重モデル

A ROOF SNOW LOAD MODEL BY A HEAT, ICE, WATER AND AIR BALANCE METHOD

著者 (3件)： 藤本明宏 (元福井大学) ,  寺崎寛章 (福井大学) ,  福原輝幸 (福井大学)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 70  号： 4  ページ： I.427-I.432 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱,氷,水分,空気収支から屋根雪荷重の経時変化を予測するモデル(屋根雪荷重モデル)を構築し,模擬屋根を用いた野外実験との比較からモデルの妥当性を検証した。さらにシミュレーションにより,室内から屋根面を通過する熱(住家熱)が屋根雪高さや雪荷重に及ぼす影響を検討し,さらに住家熱と融雪係数の関係を調べた。屋根雪荷重モデルは屋根雪の高さ及び荷重について概ね再現できた。融雪係数は住家熱の増大とともに指数関数的に低下することがわかり,両者の関係を定式化することができた。

シソーラス用語： *屋根 ,  *雪荷重 ,  *モデル ,  経時変化 ,  *予測モデル ,  積雪 ,  高さ ,  深さ ,  係数 ,  熱 ,  熱収支 ,  氷 ,  水収支 ,  空気 ,  積雪深さ
準シソーラス用語： 住家熱 ,  雪荷重モデル ,  融雪係数

分類 (2件)： 雪氷工学,寒中工事  (RC03000S) ,  屋根  (RB03030W)

引用文献 (16件)：

• 1) 総務省消防庁:平成23年11月から平成24年3月までの雪による被害状況等,2013.
• 2) 城攻,桜井修次:多雪地域における等価単位積雪重量について,日本雪工学会誌,9,2,22-24,1993.
• 3) 千葉隆弘:空き家等の木造在来軸組住宅を対象とした簡易耐雪診断手法について,日本雪工学会誌,30,3,19-23,2013.
• 4) 日本建築学会編:建築物荷重指針・同解説,231-278,2004.
• 5) 富永禎秀,持田灯,深澤大輔,山崎剛,堤拓哉:戸建住宅の屋根雪荷重分布の数値予測手法に関する基礎的研究--CFD・熱収支解析に基づく予測モデルの構成と検証用実測,住宅総合研究財団研究論文集,35,357-367,2005.

タイトルに関連する用語 (6件)： 氷 ,  水分 ,  収支 ,  屋根 ,  雪荷重 ,  モデル