文献

J-GLOBAL ID：201502249632861327   整理番号：15A0547689

神経系の成長のラマン分光法によるin vitroモデルを利用する分析

Analysis of the developing neural system using an in vitro model by Raman spectroscopy

著者 (3件)： HASHIMOTO Kosuke (Dep. of Bioscience, School of Sci. and Technol., Kwansei Gakuin Univ. 2-1, Gakuen, Sanda, Hyogo 669-1337, Japan. ...) ,  KUDOH Suguru N. ,  SATO Hidetoshi
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 140  号： 7  ページ： 2344-2349  発行年： 2015年04月07日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者らは,神経細胞の初期の発生のin vitroモデルを開発した。正常な神経細胞の成熟をラマン分光法を利用してin vitroで120日間調べた。ラマンスペクトルのデータセットを主成分分析(PCA)によって解析し,成熟段階と神経細胞中の分子組成の変化の間の関係を調べた。PCAによれば,ラマンスペクトルのデータセットは4つの大きな群に分類される。以前の電気生理学的研究は,正常な神経細胞が,3つの成熟段階を通ることを示唆した。ラマン分析によって筆者らが観察した群は,第4の段階の追加を除いて,電気生理学の結果とのすぐれた一致を示した。結果は,ラマン分析が成長する神経細胞の分子組成の日々の変化の研究に効果的であることを実証した。このin vitroモデル系は,神経系の初期の生育での内分泌攪乱物質の影響の今後の研究に有用である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *神経系 ,  *in vitro実験 ,  *Raman分光法 ,  ニューロン ,  形態形成 ,  主成分分析 ,  電気生理 ,  内分泌撹乱物質 ,  *細胞増殖 ,  神経発生 ,  化学物質
準シソーラス用語： 神経細胞新生

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 神経系 ,  成長 ,  ラマン分光法 ,  モデル ,  分析