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J-GLOBAL ID：201502249994416674   整理番号：15A0535561

癌治療における免疫チェックポイントターゲッティング:根治可能性による併用戦略へ向けて

Immune Checkpoint Targeting in Cancer Therapy: Toward Combination Strategies with Curative Potential

著者 (3件)： SHARMA Padmanee (Dep. of Immunology, MD Anderson Cancer Center, Houston, TX 77030, USA) ,  SHARMA Padmanee (Dep. of Genitourinary Medical Oncology, MD Anderson Cancer Center, Houston, TX 77030, USA) ,  ALLISON James P. (Dep. of Immunology, MD Anderson Cancer Center, Houston, TX 77030, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 161  号： 2  ページ： 205-214  発行年： 2015年04月09日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つの最前線における研究は,癌患者に対し顕著な便益を提供する治療法の開発を可能にしてきた。1つの分野は,癌発生を引き起こすシグナル伝達経路を活性化または不活性化する突然変異に関する詳細な知識に由来する。この研究は,標的となる突然変異を有する患者の大半において臨床反応が見られる標的治療法開発のきっかけとなったが,反応が見られる期間は限られていることが多い。2番目の最前線は,細胞免疫反応を調節する機序の複雑さを明らかにした分子免疫学の進歩に基づく。これらの発展は抗腫瘍T細胞反応を引き出し,長期持続する反応をもたらす免疫チェックポイントのターゲッティングにつながったが,この効果は一部の患者に限られている。本レビューで著者らは,これら2分野での研究の進展を考察し,それらを組み合わせることおよび薬剤の組み合わせの研究を導く資金を増やすことが,多数の癌患者に対する根治療法の開発への道を示すという考えを提示する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ヒト ,  ターゲティング ,  *免疫療法 ,  細胞性免疫 ,  *腫瘍免疫 ,  腫瘍抗原 ,  リンパ球活性化 ,  腫瘍細胞 ,  *薬物療法 ,  *抗腫瘍薬 ,  抗腫瘍作用 ,  T細胞活性化 ,  T細胞免疫 ,  腫瘍関連抗原 ,  シグナル伝達 ,  *免疫チェックポイント阻害剤
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  *癌免疫療法 ,  腫瘍ターゲティング ,  *免疫チェックポイント阻害薬

分類 (4件)： 腫ようの治療一般  (GE03031L) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 癌治療 ,  免疫 ,  チェックポイント ,  ターゲッティング ,  可能性 ,  併用 ,  戦略