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J-GLOBAL ID:201502250024635010   整理番号:15A0217475

分子内ジスルフィド結合の形成と脂質との相互作用に応答してヘム配位を変えることにより調節されるサイトグロビンの配位子結合

Cytoglobin ligand binding regulated by changing haem-co-ordination in response to intramolecular disulfide bond formation and lipid interaction
著者 (4件):
資料名:
巻: 465  号:ページ: 127-137  発行年: 2015年01月01日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グロビンスーパーファミリーに属し,脊椎動物中に広く分布する6-配位ヘム蛋白質であり,生理学的機能が未知のサイトグロビン(Cygb)の機能を明らかにするために,システイン(Cys)残基のレドックス状態がオリゴマー形成,ヘム配位,配位子結合および脂質との相互作用に及ぼす効果を調べた。ヒトCygb遺伝子の大腸菌発現により野生型およびC38R変異Cygbを調製した。CygbのB鎖Cys38とE鎖Cys83の間の分子内ジスルフィド結合をもつ単量体Cygbは他のグロビンよりも大きな脂質(オレイン酸塩)-ペルオキシダーゼ活性と,6-配位低スピン状態から5-配位高スピン状態への速い脂質-誘導変換を示した。これに対して,遊離Cysチオール基をもつCygb単量体と分子間ジスルフィド結合をもつCygb二量体は殆ど脂質-ペルオキシダーゼ活性を示さず,配位子-結合は遅く,また脂質の存在下でヘム-鉄配位の変化を示さなかった。これらの結果はCygbのCys残基のレドックス状態はCygbの生化学的性質の調節に必須であり,レドックス感受性分子スイッチとして潜在的に機能していることを示す。
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分類 (3件):
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分子構造  ,  生物学的機能  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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