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J-GLOBAL ID:201502250094618504   整理番号:15A0466513

蛍光性カルボシアニン誘導体DiOC5(3)を使用したin vivo選択的イメージングと白血病幹細胞様細胞の阻害

In vivo selective imaging and inhibition of leukemia stem-like cells using the fluorescent carbocyanine derivative, DiOC5(3)
著者 (23件):
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巻: 52  ページ: 14-25  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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白血病幹細胞(LSC)の除去は,悪性細胞集団を破壊するために必要である。白血病細胞中のLSCは非常に少数であるため,異種移植研究は細胞培養実験の臨床症状を機能的及び病態生理学的に複製するという点で困難である。現在LSCを標的とするリード化合物の数は限られている。著者が以前に開発したLSC-異種移植ゼブラフィッシュスクリーニング方法を用いて,蛍光化合物の3,3′-ジペンチルオキサカルボシアニンヨージド(DiOC5(3))が,in vivo及びin vitroでLSCを選択的にマークし,それらの増殖を抑制することを見出した。DiOC5(3)は,ヒト臍帯血CD34+前駆細胞と正常ゼブラフィッシュに対して明らかな毒性を示めさなかった。これは,LSCの原形質膜において過剰発現される有機アニオントランスポータポリペプチドを介して,ミトコンドリアに蓄積し,ROSの過剰産生を介してアポトーシスを誘導した。DNAマイクロアレイ解析が示すように,DiOC5(3)はまた,LSC選択的経路の下方制御を介してNF-κBの核移行を阻害した。要約すると,DiOC5(3)は,単一の蛍光化学物質であるという利点を有する,画像診断及び治療のために利用可能な新種の抗LSC化合物である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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生体の顕微鏡観察法  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  腫ようの治療一般  ,  腫ようの診断 

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