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J-GLOBAL ID:201502250574545930   整理番号:15A0564568

Benning×Danbaekkongダイズ集団における種子の蛋白質とアミノ酸のQTL

QTL for seed protein and amino acids in the Benning × Danbaekkong soybean population
著者 (12件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 839-850  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ダイズは,窒素含有飼料としてよりむしろ家畜ブタ,ニワトリおよび乳業の飼料製品の良質な一次蛋白質源である。蛋白質の単独の食事源として,ダイズはアミノ酸のリジン(Lys),トレオニン(Thr),メチオニン(Met),システイン(Sys)が欠乏している。これらのアミノ酸を増加させることは飼料産業にとって有意義であろう。本研究の目的は,「Benning」×「Danbaekkong」集団における粗蛋白質(cp)とアミノ酸に関連する量的形質遺伝子座(QTL)を同定することであった。アメリカ合衆国の5箇所の環境でその集団を生育させた。近赤外反射分光法によって,cp(Lys/cp,Thr/cp,Met/cp,Cys/cp,Met+Cys/cp)のフラクションとしてアミノ酸濃度を決定した。粗蛋白質の変異と関連する4つのQTLが染色体(Chr)14,15,17,20上で検出され,そのうち染色体20上のQTLは表現型変動の55%を説明した。同じ染色体領域において,Lys/cp,Thr/cp,Met/cp,Cys/cp,Met+Cys/cpのQTLが検出された。これらのQTLで,Danbaekkongの対立遺伝子は,結果としてアミノ酸濃度を低下し,蛋白質濃度を増加した。Lys/cpのさらに2つのQTLがChr08と20上で検出され,Thr/cpの3つのQTLがChr01,09,17上で検出された。Met/cpの3つのQTLがChr06,09,10上で検出され,Chr10上でCys/cpのひとつのQTLが検出された。本研究は,粗蛋白質とアミノ酸濃度間の関係に関する情報を提供し,マーカー利用選抜を用いるダイズのこれらの形質の改良につながるかもしれない。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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作物育種一般  ,  豆類  ,  分子遺伝学一般  ,  植物の生化学 
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