種々のバイオマス作物と産業技術についての2030年までのブラジルにおけるエタノール生産コストの展望

JONKER J.G.G.; VAN der Hilst F.; JUNGINGER H.M.; CAVALETT O.; CHAGAS M.F.; FAAIJ A.P.C.

文献

J-GLOBAL ID：201502250775839711 整理番号：15A0530497

種々のバイオマス作物と産業技術についての2030年までのブラジルにおけるエタノール生産コストの展望

Outlook for ethanol production costs in Brazil up to 2030, for different biomass crops and industrial technologies

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資料名：
巻： 147 ページ： 593-610 発行年： 2015年06月01日
JST資料番号： A0097A ISSN： 0306-2619 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

この論文はブラジルにおけるエタノール産業の経済的展望を,種々のバイオマス供給原料と種々の産業的プロセシングオプションを考慮して述べる。スプレッドシートモデルを,種々の供給原料と産業プロセス,及びバイオマス収穫,砂糖及び繊維含有量,産業規模及び効率において予想される傾向を説明するために設計した。サトウキビ及びエネルギーケイン栽培コストはそれぞれ,2010年の35US$2010/TCから,2030年の27US$2010/TCと22US$2010/TCに,低減するかもしれない。ユーカリノキ及びエレファントグラス栽培コストは,ユーカリノキ及びエレファントグラスについて,32から23US$2010/メートルトンウェットと,38から26US$2010/メートルトンウェットに低減するかもしれない。第一世代プロセシングの総エタノール生産コストは,2010年の700US$2010/m3から2030年の432US$2010/m3に減少するかもしれない。第一世代エタノール生産コストは,低減する供給原料コスト,砂糖含有量の増加,ケインくずの利用及びサトウモロコシの使用によって減少するかもしれない。その上第一世代プロセスの産業効率の改善,増加する産業規模及び改良技術への変更は,他の手段である。ユーカリノキを利用する第二世代技術では,総エタノール生産コストは,2030年に424US$2010/m3に強く縮小するかもしれない。第二世代産業プロセシングのためのコスト削減手段は,低減する供給原料コスト,増加する産業効率及び規模,及びより進んだ産業プロセスへの変更を含む。全般的にバイオマス収穫量,サトウキビにおける砂糖含有量の増加及び改善した産業効率が,総エタノール生産コストにおける重要なパラメータである。第二世代産業プロセシングの進行中のRD&D活動と商業化は,将来の第二世代プロセシングについて,最低のエタノール生産コストに帰着するかもしれない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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生物燃料及び廃棄物燃料

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